フルーツバスケット　The Final アニメ　3話　感想

真知が真っ白なおろしたてのチョークをひっくり返した･･･

同級生の間で「実の弟を死なそうとして家を追い出された」という噂が流行っているという。

翔は真知の親戚なので、さっきの噂は親からも同じことを聞かされおり、あながち間違いではないと言う。しかし、ねじ曲がった親から聞いたことなど信用はできないと翔は言い、由希と翔は帰りに真知の部屋に行き話を聞くことにした。
また、雪が降り積もった日に真知が雪道に足跡をつけて回っていたことを由希へ教えた。

真知の部屋は、足下に物が散乱し、まさに腐海の森でした。
片付けが一段落した頃、由希は真知に整理されたものが嫌いなのか？完璧さが嫌いなの？と聞く。
真知は親から跡継ぎとしてスパルタ教育を受けていたので、常に完璧さを求められていた。しかし弟が生まれたら、真知は見向きもされず、親からは平凡で育て方を間違ったと言われ、精神を病んでいた。
由希は真知に「頑張ったね。たくさん頑張って、今の真知がいてくれることがうれしい」と伝える。真知は、自分を褒めてくれる人がいたことに涙する。そして、由希に「弟が寒いんじゃないかと思って、ただ毛布をかけようとしただけなのに、妬んでなんかなかったのに、親に信用してもらえなかった」と伝える。由希は優しく頭を撫でて、「もしこのまま雪が積もったら足跡を一緒につけて歩こう」と約束する。次の日には雪は解けてしまったが、真知は次に雪が降る頃までに、由希が約束を覚えていてくれるだろうか･･･一緒に歩いてくれるだろうか･･･と、初めて雪が積もれば良いのにと思った。

結局、五十鈴は入院したまま高校卒業になり、卒業証書を神楽が代わりに取りに行った。五十鈴の入院先が誰に聞いても分からないと言う。
一方、本家の猫付きの蔵からハサミを持って出てくる慊人がいた･･･