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フルーツバスケット The Final アニメ 6話 感想

フルーツバスケット

※本記事にはネタバレが含まれます。

フルーツバスケット The Final のアニメが2021年4月5日より始まりました!

PV見てるだけで涙が・・・という方も多いのではないでしょうか^^

いよいよフルーツバスケットのアニメ3期 ファイナルですよー!

待っていた人も多いんじゃないかな。

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

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今回のフルーツバスケット The Finalのアニメは単行本17巻の続きで、最終巻までいくと思われます!

ギネスにも認定されている、高屋奈月先生の名作 「フルーツバスケット」の集大成なので

ぜひ見たいですね!

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フルーツバスケット The Final 6話「なんて、愚かなんだろう」あらすじ


フルーツバスケット The Final 6話「なんて愚かなんだろう」は単行本18巻107話と、19巻108、109話になります。前回飛んでしまった、透のお母さんと夾のお話になります。

今回は透がメイン回です!お母さん、夾くんへの想い・・・複雑に絡み合って、透さんの涙涙に合わせて、見ている自分も涙する・・・30分泣ける回です!(ファイナル始まってから、毎回泣いている気がしますが・・・)


師匠のお宅

依鈴のお見舞いに、透と由希、撥春が集まっている。依鈴は幽閉されていたことを透には言わないでほしいと、由希、撥春にお願いしていた。

師匠「結局どこに依鈴は閉じ込められていたんだい?」
撥春「猫つき・・・」
師匠「夾が行き着くところだね」

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
猫つきの行き着くところ

依鈴と透が仲良く?している様に癒やされます。透に心配をかけまいとして、依鈴は閉じ込められていたことを内緒にしているのも健気です。
そして、師匠の「夾が行き着くところ・・・」という言葉、胸に刺さります。

紫呉の家

依鈴の話を透と夾がしている。師匠の家が賑やかになれば、師匠もこれからさみしくないだろう・・・と夾がぽつんと言い、透がフリーズ・・・

お母さんの命日には夾は付き合わないと言う・・・

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師匠のお宅

紫呉「災難だったね、呪いを解く方法は見つからない上にずいぶんな目にあったようだね・・・軽挙妄動、痛感したかい?」

依鈴「方法は教えてもらえるはずだったんだ。 楝さんに。」

紫呉「それさ、嘘だよ。楝さん、知らないからそんなこと。まんまとだまされちゃって。大方、利用でもされたんじゃない。慊人さんとの親子げんかに。」

依鈴「うそ」

紫呉「別に僕を信じろとも言わないけど、君よりかは楝さんのことを知っているし、仲良しなんだよ。とてもね・・・。リン、あのね、十二支の呪いだけどね、解けるよ、ほっておいても。いずれ。そんなにしゃかりきにならなくたってもう壊れかけているんだよ。遠い昔の絆なんて。解放の日はいずれくる。僕たちは最後の宴に招かれた十二支だよ。」

依鈴「いい加減なこと言わないで」

透「いずれとは・・・いつですか。何年とか何十年とか先のお話ですか。それではダメです。春までには、次の春までには解けなくては、夾くん・・・紫呉さんはご存じだったんですか?いつか解けると」

紫呉「まさかまさか。でもなんとなくこれが最後になるんじゃないのかなと感じていた。聞いた話、十二支が全員そろうのは初めてなんだって。だからこれはすごいことだとお局たちは喜んでいたけど、僕は違うことを考えていた。これが最後の宴だから全員そろっただけなんじゃないのかって・・・ 実際、紅野くん、自発でも強制でもなくポロっと呪い解けちゃったでしょ。」

依鈴「なにいって・・・」

紫呉「幼稚な言い方をするなら、紅野くんはもう僕らの仲間じゃない。その紅野くんも言っていた。もう終わりは近いだろうって。小さな変化やきっかけは積み重なって動き出すって。でもこのままだと夾くんは幽閉されちゃうけどね。分かっているよ、ちゃんと、夾くんが近い将来どんな目に遭うのか。十二支の僕ら全員、でも何もしないし何も言わない。

透「なぜ?」

紫呉「なぜ??そうなるのが猫付きの役目だからさ。十二支の僕らは化け物だ、でも猫付きである彼をみてこう思える。よかった。あれよりはマシだ。猫つきは十二支の僕らのために用意された、仲間はずれの生き物。そしてそれは夾もわかって・・・」

透「紫呉さん!!」

紫呉「怒った?でもそれもいずれ終わる。紅野くんの言葉を鵜呑みにするわけじゃないけど、確信めいたものなら僕にもある。いずれではダメだと君はいったけども。夾を救いたい?君は夾のことを」

透は走り出してその場を去った。

依鈴「あの子、夾のこと・・・」

透は母を思い出していた。母が死んだ時に、どんなときでも一番に胸に思うのは母であると誓っていたはずなのに。
たまたま夾が通りすがる。透が泣いている様子に驚いている。

透「どうしたらいいのか、わからない・・・」

夾「そういうときはどうもしないんだよ。どうにかしなきゃって思ったらどうにかすればいいんだよ。あとはそうだな。泣いとけ。」と言って、頭に手を置く。

透「ごめんなさい。ごめんなさい。」

どうにかしなきゃいけないそのときに、自分が手放すものは何か透は分かっていた。

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

十二支の呪いは・・・

単行本では、リンがいないところで、紅野の話を紫呉がしていましたが、時間の関係かリンも一緒に紅野が呪いが解けてしまった話を聞いています。
今回も、ダーク紫呉さんが見れて満足です・・・「君よりかは楝さんのことを知っているし、仲良しなんだよ。とてもね・・・」のあたりと、「十二支の僕らは化け物だ、でも猫付きである彼をみてこう思える。よかった。あれよりはマシだ。」のあたり・・・あのお顔・・・とても悪い顔しています。本性が出てきた紫呉さん・・・中村悠一さんの素晴らしい演技も相まって、ほんと、紫呉の悪そうな顔が大好きです・・・
透も自分の夾を想う気持ちが母への想いを上回りそうで、どうしたらいいかわからなくなってしまうなんて、、、なんていい子なんだろうと。どれだけ母を大事にしてきたのか・・・見ているこちらは母親目線です。
紫呉に攻められる透がなんとも・・・言えない・・・><

透の母の命日。透たちには内緒で夾は墓参りへ行く途中、透のおじいさんに出会う。

透のおじいさんはぎっくり腰で迎えを呼んでいる最中。夾のことを覚えていると言う。
夾は透のおじいさんが、透のことを今日子と呼ぶことを悪趣味と言うが、おじいさんはつなぎとめたかった。どんな形でもいいから今日子さんが確かにいたんだという証を示したかったと言う。

おじいさん「あんたは知っているかい?透さんがなんであんな話し方をしているのか?」

夾「知らねえけど。」

おじいさん「勝也の、父親の真似をしているつもりらしいんだ。勝也の葬儀のときにいらん親戚がいらんことを言ったんだ。勝也に少しも似てやしない。違う男の子どもじゃないかって。子どもになら何言ったってわかりゃしないと思ったのかね。馬鹿だね。子どもは大人の言うことをちゃんとわかっているのにね」

お母さんの今日子が勝也(透の父)が亡くなったときに、ショックでしばらく家を空けたときがあって、それから、透が勝也の真似をするようになったという。
夾はその話を幼い日に今日子からも聞いていた。

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
今日子と夾

普段は母性溢れる透ですが、小さい時に苦労していたんですね。父親の葬式の時に似てないと言われて、母親もしばらく口も聞いてくれないくらい落ち込んでいて・・・幼心に辛かっただろうなと思います。透がママっ子になってしまうのも無理ないと思います。
そして、夾は小さい時に今日子と会っていて、話しかけたことはなかったけど、透のことも知っていた。父の口まねをするようになった透の話を聞いて、今日子との話を思い出していますね。
もし、透が迷子になったときに助けたのが由希ではなく、夾だったら・・・今日子との親交がまだ続いていたのかもしれない。けど、由希にとっても、透を助けられたという体験は貴重で・・・この複雑な絡み合いが切なくて、フルバの良いところですね。

師匠のお宅

透が母の墓参りの帰りに依鈴のお見舞いに来ている。
神楽は透に会いたくないと隠れている。はやく夾とくっついちゃえばいいのに・・・と。

師匠が先代の猫つきにも伴侶がいて、子も宿し、死に水もとったが、哀れみや同情からなるものだったことを、その精神は美しいものだったかもしれない・・・けれど・・・神楽に伝えた。

依鈴「なんで夾?よりによって。猫つきだよ。同情してるの?」

透「こんなに残酷で、欲深い気持ちは同情なんでしょうか。だってわたし、十二支の皆さんを守りたいとか解放したいとか、そんなの詭弁です。本当の気持ち隠してごまかして卑怯です。わたしは・・・ただ・・・夾くんを何からも草摩からも呪いからも誰からも奪われたくない。夾君が一番大切だから」

神楽が急に出てきて透の頬を叩く

神楽「そういうことは、ちゃんと本人に言いなさい。」

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紫呉の家ベランダ

夾「おまえの父親どんな顔してたの?あんま覚えてないって前に言ってたけど、似てた?」

透「そうですね・・・顔はあんまり・・・でも話し方はとても似ているそうなんです。本当にとても似てるっておかあさんも・・・」

夾「そっか、じゃ嬉しかったよな」

透「嘘です。何も似てないです。似てないから口まねをしているだけです。私は本当はお父さんを悪者のように思っていました。覚えているのにちゃんと。優しかったことも与えてくれた物もちゃんと確かに覚えているのに、それなにのお母さんを連れて行ってしまうんじゃないかって。だから気を引きたくて。私のところにいてほしくて、つなぎとめたくて、置いて行かれるのは嫌だったから自分が安心したくて、そのためならどんなことでもする私は簡単にお父さんを悪者扱いする私は。自分のことならどんな約束も手放そうとする私は最悪です。」

夾は、思った。
なんて愚かなんだろう。きっとたくさん考えたんだろう。行かないでほしくて、置いていかれたくなくて、考えたんだ。記憶に残る父親の面影を追いかけて導き出した答え。的はずれで滑稽だったとしても、頑なにやり続けたその様は、寂しさを押し隠すその様を、なんて愚かで愛しいんだろう・・・

夾「そんなことわかってたよきっと。おまえの母親は。それでも支えになってたよ。ちゃんと」

透「そうでしょうか」

夾「そうだ、信じろ」

透「突然、へこたれたこといってごめんなさい」

夾「いい、いいんだ、いくらでも言え。幻滅なんかしない。」

シーツ超しのハグ・・・ボンと変身の音が・・・

自分の部屋で、父親の写真を夾に見せる透。
透が夾に気持ちを伝えようとしたとき、夾の後ろに今日子が・・・

夾は今日子の死に目を思い出す・・・ 

今日子「許さないから」


(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
透の懺悔

透!!神楽に叩かれて・・・単行本では、卒倒してしまうのですが、なんとかお家へ帰れたようですね。透が卒倒した後に夾が透を介抱しているシーンも入れてほしかったなー。
神楽は「あの気持ちは同情なんかじゃない」と言っていますが、依鈴の言うとおり、神楽に透を叩く権利はないと思います。励ましの意味も込めてなのかもしれないが、透は拳でわかり合うタイプではありません・・・ので、単行本で読んだ時も、ちょっと神楽に対しては八つ当たりのように感じてしまい、違和感だったかな。
紫呉の家に帰ってきてからは、あの有名な?シーツハグシーンでしたねー!単行本ではシーツ越しのハグで変身していなかったのですが、最後変身していましたね。
透にとっては父親は母親を連れて行ってしまうのではないかという恐れから、悪者にしたかったのでしょうね。その点、夾とも似ているなと思いました。夾は夾でネズミのせいで、猫はのけ者になってしまったと一方的に由希を悪者にしていたところがあります。この話のタイトルでもある、「なんて愚かなんだろう」はたぶん、夾自身にも言った言葉なのかな・・・と勝手に解釈いたしました。
そして最後、あの終わり方はなに???ちょっとびっくりでした。単行本とはずいぶん違うので、シーツハグの余韻に包まれて幸せに終わってほしかったな・・・と正直思いました。

あの今日子さんは怖いね・・・夾の心にしまっていた、今日子さんの記憶が蘇りましたね。今日子の死に目に会っていた夾。公衆の面前で変身するのが怖くて助けられなかった後悔・・・そして今日子の最後の言葉・・・そりゃ、トラウマになりますわ・・・
忘れるために山ごもりして、山から帰ってきたら、今日子さんの娘と同居することになるんですから、夾からしたら、たまったもんじゃないでしょうね・・・
今日子さんの最後の言葉は恨みつらみではないのですが、あの状態じゃそんなことくみ取れないよね・・・夾も被害者と言えば被害者・・・あんな終わり方をしたので、次も楽しみです!!

あと、皆さん気づきました?
エンディングの今日子さんの写真にヒビが・・・ちょっとずつ変化しています。こういう演出細かくて好きです。

次回 フルーツバスケット The Final 7話 「そうだよ、空っぽだ」

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