※本記事にはネタバレが含まれます。
フルーツバスケット The Final のアニメが2021年4月5日より始まりました!
PV見てるだけで涙が・・・という方も多いのではないでしょうか^^
いよいよフルーツバスケットのアニメ3期 ファイナルですよー!
待っていた人も多いんじゃないかな。
(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
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今回のフルーツバスケット The Finalのアニメは単行本17巻の続きで、最終巻までいくと思われます!
ギネスにも認定されている、高屋奈月先生の名作 「フルーツバスケット」の集大成なので
ぜひ見たいですね!
フルーツバスケット The Final 8話 「そんなん・・・幻滅だ・・・」あらすじ
フルーツバスケット The Final 8話「そんなん・・・幻滅だ・・・」は単行本20巻119話と、単行本21巻120話になります。
今回は夾くんの懺悔回です!過去、透の母親の今日子と会っていたこと、事故の際に見殺しにしてしまったことなど、辛い過去が語られます・・・単行本読んでいたら、夾くん、そうじゃないのよ・・・と教えたくなる回です!
透「夾君、聞いて頂きたいお話があります」
夾「お前、俺が好きなのか。 よりのよって俺かよ・・・
お前母親が好きだったんじゃないのか、あれば嘘か・・・やってらんない・・・」
そばにいなければよかった。遺された時間そばにいたいと何で願ったりしたんだ。
その結果がコレじゃあんまりだ。言いたくない。知られたくない・・・認めたくない・・・
(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
二人が大事な話をするときは、いつも雨・・・特に夾くんは雨が嫌い・・・(猫だから?)
今までずっと、透に言えなかった、知られたくない過去を伝えないといけない・・・
想い合っている二人なのに、既に見てるのもツライ・・・
夾と今日子 の過去回想
夾が小さい頃、今日子と会っていた。その時、今日子のことや、本田勝也のこと、透のことを聞いていた。幼心に、自分に対して何の偏見もなく接してくれる今日子に夾は次第に心開いていく。
そして、今日子の子ども、透が気になって見に行った時に、透の迷子事件が発生していた。
「自分が見つけ出してくる」と今日子に誓うが、夾は透を見つけられなかった。代わりに水色の帽子を被っていた子が助けてくれたと今日子に聞かされ、由希だと確信する。—————————————————————————————-
夾「あいつ嫌なやつだ。何でも持っていて大事にされてて、なんでそれで人のモノまで獲るんだ。」今日子「でも、透を助けてくれたよ」
夾「それでもあいつは嫌なやつだ。悪い奴なんだ。俺が助けようと思ったのに」
今日子「そうであってほしいんだろ。嫌な存在(やつ)がいてくれないと自分が困るんだろ」
夾「お前もあいつの味方をするのか?!俺が悪いって言うのか?!」
今日子「違うよ。味方だの良いだの悪いだの、くだらない。そんなもんにこだわって生きてちゃ、お前がもったいないよ。お前、せっかくそんな優しくていい子なのに。」
(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
夾の子ども時代・・・とても可愛い。今日子さんもそりゃ、話かけたくなる気持ちわかる。
でも夾はお母さんを亡くしたばかりで、父親にも辛く当たられていて、心が荒んでいた夾をみて、優しく頭をポンポンする今日子さん・・・二人のこのくだりのやりとり、原作を読んでいる時からほっこりして見ていました。
夾も今日子さんに救われていた部分があったんですね。
だから、今日子の一番の宝物の透がいなくなったときに、自分が探し出してあげたかった・・・気持ちわかるよー!でも、ほんと偶然の産物で、それを由希に獲られてしまって悔しかったんだよね><。 わかるよー! 今日子さんにもきっとその気持ちは伝わっていたはずで、だからこそ、最後に、「約束 ツケね!」って声かけたんだろうと思います。(のちにそのツケがいらぬ方向に働いてしまうのですが・・・)
でも、由希にとってもこの透を助ける行為は、初めて草摩の家を飛び出して、ちっぽけな自分でも誰かを救うことが出来た・・・と、自信を持つ、とても大切な出来事で、生きる希望として必要なことだった・・・
小さい頃にもこの3人が関係性を持っていたことに、とても運命を感じますね・・・お互いの想いは複雑に交錯していますが。。。
回想
久しぶりに会った今日子に、車が突っ込んでくるのに気づいた。
腕を引っ張って抱き留めれば、今日子さんを死なせずに済んだのに、猫になることを恐れて抱き留められなかったことを透に伝えた。
自分の母親も、自分を産んだことを後悔して自殺したと告げる・・・夾「許さないって言ってた。お前の母親。血だまりの中で、立っている俺に気づいて、俺にゆるさないって、確かに、そう聞こえた。」
(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
自分の母親が目の前で死ぬのって、それだけでトラウマになるレベルで、久しぶりに会った今日子に車が突っ込んでくるのが分かったとしても、普通の人なら自分の身を守るだけで精一杯だと思うし、咄嗟に助けることなんて、難しいと思うよ、夾くん。
そんなに自分を責めないでと言いたい。きっと透にもそれは伝わっている。
今日子さんの「許さない」って言葉もそういう意味じゃないのよ、夾君・・・
自分の母親も自分のせいで・・・と言っているけど、これも後でまた他の要因もあったし。
でもこの時点では、そんなこと知るよしもなく・・・夾君もいっぱいいっぱいで、かなしい・・・見ていてもどかしい回ですね・・・
今日子の事故のあと、夾は師匠に連れられて山で過ごした。死にたくなるほどツライ思いは、いつしか全て“鼠付きが奪った”“由希がすべて悪い”と責任転嫁して、今日子を見殺しにした記憶を消したと伝えた。
そして、この前、透の部屋で水色の帽子を見たときに思い出した。夾「お前、俺を許せるか。逃げ出した俺を。逃げてばっかの俺を。ずっと気づかないフリして何も言わなかった俺を。」
好きになるつもりじゃなかったのに・・・
夾「俺は俺を許せない。俺も許さない。もうお前にも許されたくない。」
透「許しません。そう言わないといけないんですか。許さないとか許すとかそんな選択しかもう私には残されていないんですか。お母さんがそんなこと、許さないとか言うなんて、信じられません。信じられないけれど、でももし、もしも本当にそう言ったのだとしたら、私、私はお母さんに反抗せざるをえません。だってだってそれでもどうしたって、夾君を好きだって想う私は認めてもらえないんですか。」
夾「そんなん、幻滅だ・・・」
夾が去る・・・由希が追いかける
俺、自分のことばっかりだったな。自分の懺悔ばっかして、言いたいこどだけ言って、お前の気持ちなんて無視して、そしてそのまま謝れないまま二度と会えなくなることをこの世では起こりうることを知っていたはずなのに。似たようなことを繰り返すなら、それは“知らなかった”のと変わらないよな・・・
(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
原作とちょっと違う点は、アニメでは今日子さんを見殺しにしてしまった記憶を消して山を下りてきたと言っていましたが、原作では、そういった類いの記載はなく、初めて紫呉の家で透と会ったときに、“なんでこいつがここにいるんだ”と回想しています。ずっと、忘れていなかったと思うのですが・・・こんなにツライこと、はとりに記憶を消してもらう方法以外、そんな簡単に忘れられるものではないと推測しますので、アニメ版のこの部分は少々違和感がありました。
そしてすべて由希のせいにして逃げていた・・・と言っていましたが、ほんと、誰しも嫌なことには蓋をしたくなるし、逃げたくなることもある。ましてや成人していない、子どもなら尚更。
でも、きちんと逃げていたことを透に伝えられた夾くんは、逃げてないよ。ちゃんと向かい合おうとしている。そんな気持ちを汲み取っての透の母親に反抗せざるを得ないという言葉・・・刺さりました。原作を読んだときにも涙しましたが、案の定、アニメ版でも涙・・・
透のお母さんへの依存からの成長と、自分自身の気持ちを優先して、大切な人へ気持ちを伝えること・・・とても尊い。
二人とも想い合っているのに、ボタンの掛け違いがまだ続いていて・・・とてもとても切ない・・・回でした・・・。
来週はまだ刃物を手にしてる慊人さんの登場です・・・慊人さんに刃物を持たせちゃダメ・・・来週もフルバのクライマックス!!フルーツバスケット ファイナルは全13話らしいので、残り4話!!楽しみにしているし、終わってほしくない気持ちもあります!
次回 フルーツバスケット The Final 9話 「貴方の・・・お名前は?」

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